こんにちはKaoriです。
re:Invent2018で発表された新サービスのRoboMakerを試してみました。
このサービスはロボットの開発、シミュレート、テスト、および本番への展開に使えるようです。
Amazon Lex、Polly、Amazon Rekognition、Amazon Kinesis Video Streams、Amazon CloudWatchなどのAWSサービスを利用して、ROS(Robotic Operating System)のパッケージとして使えます。また、Amazon SageMakerを用いた機械学習を用いることもできるとのことです。
サービスの紹介
- Amazon Lex...音声やテキストを使用して、任意のアプリケーションに対話型インターフェイスを構築するサービス
- Polly...文章をリアルな音声に変換するサービス
- Amazon Rekognition...画像分析と動画分析をアプリケーションに簡単に追加できるサービス
- Amazon Kinesis Video Streams...分析と機械学習のためにビデオストリームをキャプチャ、処理、保存できるサービス
- Amazon CloudWatch...クラウドリソースとアプリケーションを可視化するサービス
サンプルを試してみる
では早速サンプルを試してみましょう。テンプレートが用意されていますね。
Try sample applicationから、
画面が切り替わるのでHello worldを選択し
Launch simulation jobをクリック。
すると以下のような画面が出てきます。
StatusがRunningになると、以下の4つが出てきます。
Gazeboというシミュレーションツールを起動してみましょう。
回っています!
他にもrqtやrviz,TerminalなどGUIベースの開発ツールやシミュレーションツール、ターミナルなどの開発からシミュレーション環境が揃っています。また、Cloudwatchのログやメトリクスもみれるようです。
1時間経過すると自動的にサンプルのシミュレーションは終了するようですが、CloudFormationのスタック、S3のバケット、IAMロール、Cloud9環境は残っているので消す必要があるようです。
所感
環境構築の手間がなく、サクッとサンプルを実行することができました。今後どのように展開していくかが楽しみです。